今日からNHK囲碁講座が新シリーズになりました。「攻めの構想小林流」ということで布石講座になるようです。

「小林流布石」
小林流といっても図のような小林流布石について深く掘り下げていくのか、それとも小林九段の布石の考え方という意味での小林流なのかまだわかりませんが、多分、後者でしょうかね。対象は「2,3級から場合によっては有段者まで」という言い方だったと思いますので、ようするに私ぐらいが対象ということでいいでしょう。
今日は初回ということで典型的な布石の例をいくつか挙げて、「普通はこんな感じですけど詳しい考え方については次回から」、という流れでした。挙げられた例をいくつか図にしてみました。

「普通の布石」 1

「普通の布石」 2 三連星

「普通の布石」 3 中国流
(「普通の布石」1~3というのは私が勝手に付けた説明です)
放送された内容そのままですが、わざわざ図にしてまで何が言いたいかというとですね。
私が今まで打ってきた中で、上に挙げた図の通りの進行になった事って、多分一回もありません。もちろん、相手があることなので私だけの問題ではないと思いますが、それでも記憶に一例もないというのはどうなんでしょう。 別にこう打つべきという意味では無いとは思いますが、「普通」と呼ばれる意味は理解しておいた方がいいですよね。
例えば、自分が白番で相手が三連星に構えた場合、白12まではだいたい同じ進行になりますが、次に毎回右下隅にかかっていました。そうすると大抵は挟んでこられますが、三々入りでも飛び出ていっても両ガカリでも結局は右辺が真っ黒に見える状況になってしまっていました。
カカリが駄目って事はないんじゃないかと思いますが、なぜカカリでなく辺に控える手が「普通」とされるのか想像してみると、直接近づいていくことで嵩にかかって模様を広げてこられる調子を与えるよりは、相手に手を渡して、このまま大きさ比べをするのか荒らし合いをするのか出方を見た方がいい、という意味でしょうか? なんだかその方がいいような気がしてきました。
私の布石というのは、急場は別として、石の色は関係なくとにかく一番広く空いてるところに打つ、という実にアバウトというか、級位者向けには実効性はあると思われる方針です。なのでほとんど考えることもないですね。でも、プロの碁を見ていると両隅に両者の石があるだけで辺にはほとんど何もないまま中盤まで進行したりしますよね? 実は私だってたまには布石の段階で構想を練ったりしてみたいのです。今回の講座がその指針になってくれるかどうか楽しみです。
RSS